各部門が連携し合い、
日々向上をめざして活動しています。
井上香料製造所の業務内容をご紹介します。
営業部門
お客様との窓口として、マーケティングや企画、販売を行う部門です。
アロマケミカルグループでは、香料の原料となるケミカル素材の販売や、ユーザー様のイメージする香りの提案を行っています。
ファインケミカルグループでは、電子材料や医薬中間体等、高付加価値な新素材をテーマとし、研究室から商業的な製造へ橋渡しをする役割を担っています。
研究部門
新製品の研究開発、既存製品の改良など、技術的なアドバイスを行う部門です。
アロマケミカル合成グループでは、香料の要素となる新製品の開発や、既存製品の生産効率アップを目指し、研究を進めています。
ファインケミカル合成グループでは、培ってきた合成蒸留技術を活かし、電子素材や農薬原料等、最先端素材の量産化に向け、ニーズに沿った設計開発を目指しています。
香料開発グループでは、調香師がお客様のイメージを具体化し、日用品や食品など、用途に合わせた新たな香りを創りだします。
製造部門・品質保証部門
各工場設備の特色を活かし実際に製品を製造する部門、また、製造された製品の品質検査を行う部門です。
徹底した品質マニュアル管理のもと、お客様の要望に応えられる、高品質な製品を製造しています。安全操業、納期短縮、コスト削減のための効率化などが求められます。化学合成、蒸留、調合、機器メンテナンス、デリバリー等、業務は多岐に渡り、多くの従業員が働いています。
また品質保証部門では、安全で安心な製品を提供するべく、品質検査を徹底しています。検査機器を使用した理化学的な検査の他に、香りを嗅ぎ分ける検査も行います。
管理部門
製品の製造が円滑に進むよう、生産計画や原料購入、工場業務の管理を行う部門です。
生産管理部門では、製品の安定供給を絶やさぬよう、需要や在庫量を把握しながら、製造販売スケジュールを組み立てます。
原料調達部門では、製品を製造する上で不可欠となる原料の仕入管理を行います。原料を切らさぬよう、供給状況の調査や、仕入れ先様との信頼関係構築等が求められます。
工場管理部門では、日々の製造や出荷に関わる情報をシステム管理し、業務を正確かつスピーディーに進める役割を担います。